• ドクターインタビュー
  • 歯周病
  • 予防
  • 免疫活性化

精密治療

医院コラム

まえがき

開業から20年目を迎える東京、目白の若林歯科医院。開業以来通い続ける患者様は多数、しかも日本全国各地から通い続ける患者様も。
歯周病予防や審美歯科に力を入れている若林院長は根管治療や無痛治療もこだわり、1回の治療時間を長く確保して患者様の事を家族のように扱う。
そんな若林院長の熱い思いを語って頂いた。

取材協力

若林歯科医院

無料メール相談

03-3953-8011

〒171-0031
東京都豊島区目白3-4-4 若林ビル1F
JR山手線 目白駅より徒歩約1分

診療科目
一般歯科・矯正歯科総合治療(咬合、 矯正、補綴)・歯周病・審美歯科 ホワイトニング・インプラント
FAX
03-3954-5170

歯周病

歯周病と糖尿病の関係(生活習慣病:高血圧、動脈硬化、高脂血症)

高血糖による体の免疫低下

高血糖が免疫に及ぼす影響

  • 白血球機能の低下
    白血球(好中球)には感染した細菌やウィルスを取り囲んで壊す働きがあります。しかし、血糖値が高い人の場合は、ウィルスを壊す機能が弱まります。
  • 血流の流れが悪いことでの機能低下
    糖尿病では、全身の細かい血管や神経を障害する合併症が生じます。毛細血管の血流障害がおきると、全身に十分な酸素が行き渡らなくなります。その結果として組織の酸性化が進み各臓器の機能が悪くなったり、白血球の働きが弱まって感染症に対する免疫抵抗力が低下してしまいます。

「TNF-α(腫瘍壊死因子)」について

腫瘍壊死因子(TNF:Tumor Necrosis Factor)は、腫瘍細胞を壊死させる作用のある物質として発見されたサイトカインです。
その中で炎症性サイトカインの一つであるTNF-αは、血糖を低下させるインスリンの働きに抵抗性をもたらせる作用に関わっています。
つまり、糖尿病患者に歯周病による慢性炎症が起きると、炎症病巣から産生されるTNF-αによりインスリン抵抗性が強まり血糖コントロールが悪くなってしまうのです。

歯周病予防で体全体の健康を

炎症性サイトカインの一つ「TNF-α」はインスリンの働きを妨げます。
そのため、高血糖状態が続いてしまい、血糖コントロールが不良になります。
糖尿病の予防や治療のためにも、定期的な歯周病チェックを受けるようにしましょう!

監修

こんどう医院 院長 医学博士 近藤俊彦

こんどう医院のHPはこちら>>